辞典の特色

  1. 68万語句から成る本辞典コンテンツは、見出し語、見出し語に連なるサブ見出し、類語(近縁説明語)群に区分され、漢字を伴う見出し語については、【 】を使って漢字が添えられています。サブ見出しは見出し語を含む慣用句、語の意味内容などを勘案して設けたもので、数項目、場合によっては100項目以上から成っています。
  2. 類語の意味を広くとらえ、類語・説明語句を多角的視野から収集しています。そのため冒頭の見出し語について、語彙の定義的説明とは一味違ったイメージ的解釈を得ることが容易になります。文章作成や語彙選択、言語的発想の転換を迫られた場合、このイメージの広がり、視野の広がりがユーザーの語句探索に一役買うこととなりましょう。
  3. 「気」「手」「口」「頭」のように多くの慣用句を構成する語彙の場合、これらの見出し語から始まる慣用表現をサブ見出しとして掲げました。サブ見出し部分には反対表現などが含まれている場合があります。
  4. 例えば、見出し語「良い」について、「良く」「良くない」「良くなる」「良さ」「良し」などが、また「明るい」について「明かり」「明るく」「明るくなる」「明るさ」などが参考関連語として示されています。参考関連語は冒頭見出しと密接な関連を持つと同時に、自らも見出し語として独自の類語群を従えています。適宜利用してください。
  5. 類語は品詞の形式にとらわれず、意味重視、イメージ重視で掲出しました。類語と比喩表現は多くの場合、不可分の関係にあります。語感、発想、比喩関係などの点からいささか飛躍があると感じた場合、“ ”の記号を用い、注意を喚起することにしました。
  6. 同一の単語でも前後関係、文脈によって微妙に意味、受ける印象が変わってきます。( )内に助詞や補助表現を置くことでその場、当該条件下での語句の意味理解が一層容易になると考えました。
  7. 「 」記号で示された語句は、口語表現、詠嘆表現、長めの慣用句、ことわざ、歴史的名句などを意味しています。
  8. 当類語辞典を利用することで、国語辞典と異なった角度から言葉の意味を知ることができます。見出し語に連なる類語群を一覧することで定義による説明だけでは捉えきれない語の多義的姿、具体的イメージ、文章作成のヒントなどを発見することになりましょう。
  9. 「狷介(けんかい)」「晦渋(かいじゅう)」「鬼哭啾々(きこくしゅうしゅう)」などの難解語、「モラルハザード」「アイデンティティ」「アルゴリズム」などの分かりにくい外来語、「あやかし」「おぞましい」「ぬえ」など古語に由来する非頻出語、「ルーティン」「ドヤ顔」「ガラパゴス化」など一定の広がりを持つ流行語、「見舞われる」「疎(うと)まれる」「憑(つ)かれる」などの受動態表現、「落ち着かない」「腑に落ちない」「(気持ちが)弾まない」などの否定表現も見出し語として取り上げられ、関連する類語が列挙されています。
  10. 「目の保養」「腹に据えかねる」「目がつぶれる」などの慣用句、「武士は食わねど高楊枝」「捨てる神あれば拾う神あり」「蒔いた種は刈らねばならない」などのことわざ、戯れ言、成句、言い習わしなども提示されています。本辞典を通じて類語あれこれとの交流を楽しんでいただければ幸甚です。
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